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平成16年4月から、新しく臨床研修制度が導入されていることはご存知の方が多いと思います。これは、幅広い分野における基本的な臨床能力を習得することを目的として、内科や外科、産婦人科、小児科など、様々な科での最低2年間の研修を実施することを必修化したものです。同時に、研修医の身分も保証し、生活できるだけの給与も支払われることになりました(ちなみに、平成14年の臨床研修病院における平均年収は約422万円、大学病院は約318万円でした)。 この新しい臨床制度は、まだ始まって間もない制度です。様々な問題点も指摘されていますが、出身大学にとらわれずに自分に合った研修をできる病院を全国から選ぶことができ、広く臨床能力を磨けるという点では、研修を受ける側にとってはメリットが大きい制度であると思います。 病院側は、学生のID番号を知らなければ、学生の指名はできません。すなわち、知らない人は指名することができません。一方、学生側も病院側に自分のことを知っておいてもらわなければ、指名されることはありません。そのため、学生のうちに複数の病院を見学に行くなどして、自分を指名してもらえるよう、学生側も自分を売り込む必要があります。 例年、9月から希望の登録が始まり、11月中にはマッチングの結果が公表されます。ですから、できれば5年生のうちから、どの病院で研修をしたいのかを調べ、複数の病院を見学しておくなどの準備をしておいた方が良いでしょう。実際に研修をしている先輩の話を聞くことは、特に参考になると思います。 医師免許を取得した後の数年間は、医師の人生のうちで特に大事な時期です。この時期にどのような研修を受けるかは、将来の方向性をも左右します。たかが2年間の研修、ではありません。よく吟味して、後悔しないような研修先を選びましょう。 ■ 医師試験に備え、通信講座などの利用を考えているなら、リクルート運営の |
