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臨床実習が始まる頃になると、ちらほらと国家試験の話が出てくるようになります。臨床実習の班のメンバーのうち、早々に過去問集を開きだして周囲を焦らせる人が、必ず一人や二人いるはずです。 医者になってから思うことですが、あれ程勉強したはずなのに、国家試験対策の勉強はほとんど頭に残っていません。それよりも、臨床実習で患者さんと接して勉強したことの方が、鮮明に記憶として残っているのです。 特に必修問題に関して言えば、臨床実習をきちんとまじめにやっているかに合否がかかっているような気がします。 患者さんに対してのムンテラや、検査などの手技に関しては、教科書で覚えるよりも現場で一度経験しておく方が記憶に残ります。実際に必修問題では、このあたりを問われることが多いようです。 臨床実習こそが、最良の国家試験対策とも言っても良いのではないでしょうか。禁忌肢もあり8割以上の正答率を要求される必修問題を嫌う受験生も多いと思いますが、落ち着いて取り組めば難易度としてはさほど難しいものではありません。 確かに、国家試験の勉強は必要です。ですが、それ以上に臨床実習は大事です。くれぐれも、本業をおろそかにして試験対策のみに走ってしまわぬことのないように!
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